コーヒーを飲むと貧血になる理由

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コーヒーを飲むと貧血っぽい症状がでることありませんか?
妊娠〜授乳中はカフェインを気にしてコーヒーも少し意識して控えていたんですが、授乳が終わって気にせずコーヒーを飲むようになりました。
するとどうも夕方帰宅する頃に貧血っぽくて…!夕方はお迎え・お風呂・寝かしつけと怒涛の忙しさなので疲れている場合ではないので困りました…。

なぜコーヒーは飲みたくなるの?

そんな貧血っぽい症状が出るのが分かっているのに、そもそもなぜコーヒーが飲みたくなるのか?
既にコーヒーを飲むことが習慣になっている人の場合は栄養不足などが原因ではなく、リラックスを求めて飲んでいる。そう!あの香りが良いんですよね〜。

コーヒーの香りには脳のα波を活性化させる働きがあり、リラックスした状態を作ってくれます。α波というのは脳が円滑にゆるゆると動いている状態で、リラックスしている時に後頭部で多く出現するのだそうです。
反対に心配事や緊張感している状態の時は β波が出ます。
詳しくは下記のサイトに詳しく書かれています。

香りから生まれる、 「癒し」と「集中力」。 | 全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/health69-2

香りを嗅ぐだけでもふーっと気持ちが落ち着くし、落ち着くことによって集中して考えごとができますよね。また仕事の合間にコーヒーとお菓子を食べるのが至福のひと時なんて人も多いのでは??そんなリラックスの時間も大事です!

コーヒーを控えたい時に変わりになるもの

もしコーヒーを控えようという場合は、同じ香り系だとアロマもリラックス効果があります。
コーヒー以外のリラックス方法を持っておくと良いかもしれませんね。
水の音を聴く・ヨガなども同様にα波を上手く引き出す効果があるのだそうです。

コーヒーが無性に飲みたい時は身体からのSOS

一方、無性にコーヒーが飲みたい時、そっちの場合は身体に不足している成分がある時の身体からのSOSだそうです。
鉄分不足が考えられるのでそんな時に鉄分の吸収を妨げるコーヒーを飲んでしまうと残念なことに逆効果…!鉄分を多く含む食品を摂取して根本的に鉄分不足を解消するようにしたいですね。

コーヒーが鉄分の吸収を妨げるメカニズムはコーヒーに含まれるタンニン(ポリフェノールの一種)。これが鉄とひっつくとタンニン鉄となり、鉄分の吸収を妨げることになります。コーヒーを飲むと貧血になる。本題の原因はこれです!

根本的に解決するには鉄分を多く含む食材を摂取したり、それでもやっぱりコーヒーが飲みたい!という時はコーヒーをカフェオレに変える等でタンニンの量を減らす工夫が必要です。

コーヒー大好きだけど貧血気味の方は、ぜひこれらを上手く取り入れてみてください。

最後に1週間コーヒーをやめてみて

実験的に1週間コーヒーを意識的にやめてみました。結果としては貧血はでませんでしたし、夕方の疲労感もそれほど無い気がします!

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