▲「ラフォーレ Spring」
AD/野田凪

Hair Hatsやhanpandaにしても、この広告にしても独創的な世界観を持ったアートディレクターさんだと思います。
ちょっとグロテスクな状況もグロテスクに見せずに、可愛さや、美しさを感じさせる。
もしかしたら、ほぼ感覚でやられているんじゃないか？と思ってしまう程、
どんなプロセスでデザインをされているのかが、もの凄く気になる。
野田さんの広告を見ると「禁じられた遊び」は人を惹きつける。というのは納得します。
春×ラフォーレでこんな風になるのか。。と驚いてしまう広告。

▲「味の素KK クノール カップスープ」　2007年
AD/谷一和志

寒そーな広告。夏かと思ったら冬～春にかけてあえてのこの広告。
山形鉄道フラワー長井線という北国のローカル線で実施されたプロモーション。
電車の車内にプラスチック製の「つらら」の中吊りと、床には水たまりをイメージしたシール（ふきのとうが芽を出す）。あえて冷たい空間を作り出すことで、春を待ちわびる人たちの心に、スープの持つ温もりを伝えるというコンセプトだから納得です。
こういう「え！？」と驚くけど、メッセージがはっきりしている広告好きです。

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