▲「東武鉄道／東京タワースカイツリー」
CD:村田徹 AD:一倉徹　SB:博報堂

この広告は、難しいことを一切していないというか、変に写真素材などを使わずに、円をメインの素材として作られていて、それなのに凄く引き込まれる、力のある広告だなと思います。
スカイツリーのロゴマークから発想されたのか、重なり合う丸がキラキラと新しくもあり、懐かしさも感じさせます。
どれも好きですが、オレンジが好き。

これはどこかの水の広告なのですが、綺麗ですね。花びらが水で作られていて、おそらく植物や全ての生命も水から作られているというメッセージだと思うのですが…

アイスとすいか。
どれも水が凄く綺麗！合成技術の賜物なのですが、シンプルな構成でメッセージ性が強くて、惹かれる広告です。すいかのポスターが欲しい！

＜おまけ＞

最近読んだ本に「虎屋ブランド物語」という本があるのですが、
社長の黒川さんという方が、自社（虎屋）の良い所を「製造を原点とする不器用なまでの真面目さ」とおっしゃられていました。

それがとても今の自分に響いてて、デザインをすることにも共通してるように思います。
効率化だけを考えていたら、良いデザインは生まれない。
時間をかけてじっくり試行錯誤すること、そこから出てくる新しい発見。
その発見を更にひねって…時間をかけて、たくさん数を生み出していくこと。
も、重要なんだと、新たな価値観が生まれてきたような気がします。

早く、素晴らしいデザインが出来ることだけが、全てじゃない。そう思います。
（それが出来る人は天才ですね;;）

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